サンビーム ブログではBMW,VW,OPEL,VOLVO,AMG,AUDI,BENZ,PORSHE問わず、
日頃の作業や裏話などUPしたいと思っています。
また新製品情報や装着例などいち早くお知らせします。
Posted by メカニック福田 - 2009.05.29,Fri
先日のレース前に実はCSLのNaoさんはNさんと練習走行に行ってたのですが、
外気温30度強の状態でずっと2秒台で走ってました。
そこで昨年の冬(年末)と先日の猛暑の時とのデータを比較してみました。
昨年は軽量化なしのNクラスで走っていたので、現状との仕様とは違い
軽量化、カーボンボンネット、カナード、GTウイング、LSDが追加されています。
聞いた話によるとE46/M3は水温が上昇していくと、
エンジン保護の為に勝手にスロットルを閉じてしまうらしいです(全開にならないらしい)
なので夏と冬では単純に比較出来ないですが、影響のない2、3周目のLAPを拾ってみました。
赤が先週の30度(2秒5)
黒が冬場の年末(3秒0)です。
赤はLSDと空力の助けがあって前LAPの最終立ち上がりから加速してきて
終速も速いのですが1コーナのブレーキポイントはほぼ黒ラインと同じ。
だけどボトムスピードは変わらず、立ち上がりも直線的に上がっているので
突っ込み過ぎている訳でもなく、スリップする事なく立ち上がってます。
そして明らかに2ヘアのボトムスピードは上がっているのですが、
バックストレートでは全然速度が乗っていませんね。
夏と冬で当然パワーの出方が違ってくるのですが、GTウイング、カナードの抵抗とも考えられます。
仮に同じ季節と仮定してグラフ上で考えてみると、空力の影響で終速のロス分よりも
コーナーリングスピードが上がった分の面積が大きければ空力パーツは有効と言えます。
こうゆう見方はロガーがあってこそ一目瞭然なんですよね。
なので知らないコースを走ったりする時に短時間で良し悪しが分かってしまいます。
(ちょっとボクのロガー調子が悪いんですけど。。。。)
冬に期待ですね~
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