シフト周り修理

昨日はBMW E46/M3のシフト周りの修理をしていた。
このM3はMTなのだがシフトがグニャグニャしており非常に気持ち悪い。
オーナーさんはあまり気になっていなかったみたいだけど。。

早速室内からバラシ、シフトフォークが見える状態にする。
するとギアを変える時に本来動いちゃいけないシフトフォークがバコバコ動いている。
この場合はシフトフォークの先っちょのブッシュが逝ってしまっているのだ。
ばらした写真が上の写真。
酷いですよね、これじゃあグニャグニャにきまってます（笑）



今回の作業はシフトレバーも外さないと出来ないので、
ついでに純正流用でショートレバーにしちゃいました。
支点の長さは変わらず、レバーの長さが短くなってます。
（上がE46/M3、下が今回入れた物）
ついでにプラスチックのベアリングも新品にして装着。

交換後にお客様に乗ってもらったら、『全然違うね』との事。
純正部品でもちゃんと交換する所を交換すれば
スコスコとしっかりしたフィーリングに戻ります。
やっぱ手に触る所は気になりますもんね。

で、ウチのM3はどうしたかって？
もうどうにもならず今朝ローダーでD行きでした。
SMGもエマージェンシー用に強制ニュートラルモードとか、
ギアが入ったまんまセルが回せるモードがあればいいのに。
突然止まった場合は動かせないのはちょっと怖いです。